2月の読書会の課題図書は
「なぜおば社長の100億円ノウハウ スタートアップ倒産させない絶対経営10の原則」
(ダイヤモンド社 平 美都江 著)でしたが、なんとお隣石川県羽咋の企業でした。(地震の影響はどうだったのでしょうか? )
著者は訴訟の末に父が創業した平鍛造の経営を引き継ぎ、業況を改善させたが、その後創業家での事業承継が難しいと判断、約100億円で売却、現在は大手企業や自治体の講演やセミナー講師として活躍、著書は『なぜ、おばちゃん社長は価値ゼロの会社を100億円で売却できたのか 父が廃業した会社を引き継ぎ、受注ゼロからの奇跡の大逆転』他5冊という人気の方。読後は、「ここまではなかなかできない、なんとパワフルなおばさま!」と納得させられる部分も多かったようです。
出た意見としては
・強みと弱みのコントラストがはっきりしており、やるべきことが明確
・あらためてSWOT分析、そしてその徹底の仕方が理解できた
・ボトルネックを改善するパッチワーク投資は確かに有効
・とはいえ既存商品の価格転嫁は難しい、販路と製品の組み合わせを変えることで取り組んでいる。
・ソフトウエア開発として予約金は取り組んでみたい
・社長の月給に関しては???
・いかにも昭和、猛烈な感じ、そして結局は報酬?ということであれば、パーパスやMVVを重視する今の世代の方はどう捉えるのだろうか?
・創業希望者よりも、すでに経営に着手している創業者にこそしっくりくるのかも
個人的には非常に腹落ちする部分が多く、創業セミナーの時にでも勧めてみようかなと思いました。
2024年3月 第69回文苑堂豊田店経営書の読書会
※今回は個人的な都合により越澤は不参加です。
○ 日時:2024年月12日(金)18時〜19時30分
(※年始のため通常の第1週金曜日ではなく第2となります)
○ 場所:文苑堂書店 豊田店 1F ドトール店内もしくは2F 多目的ルーム
○ 課題図書:「慶應大生が学んでいる スタートアップの講義」
(日本経済新聞出版)
○ KPMGコンサルティングビジネスイノベーションユニット 著
○ 参加費:無料ですが、事前に課題図書を読んでいただいた上でご参加ください。