正直なところ、多読家でも速読家でもましてや、加齢のためか、なかなか文字が頭に入ってこない、さらにすぐ眠くなっちゃう、そんな私が、真の愛読家、多読家、そして本の専門家を迎えて読書会の進行役(決してファシリではなく・・・)を気が付けば3年以上も続けているのでした。
文苑堂書店「経営書の読書会」2023年3月の課題図書は、先日の日経新聞書評でも取り上げられていましたこちらです。 1月「ANA 苦闘の1000日」、そして2月「多様性の科学」となかなか読みごたえがありましたが、特に「多様性の科学」は参加者それぞれの実際のチーム、職場の状況の話などをお聞かせ頂きなかなかの盛り上がりでした。 「心理的安全性」の話題にもなりましたので「恐れのない組織」も簡単にご紹介いたしました。
日時:3月3日(金)18時〜19時30分 場所:文苑堂書店 豊田店 2F 多目的ルーム 課題図書:「ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由」 (中公新書ラクレ 781) 古屋星斗著(リクルートワークス研究所 主任研究員) 参加費:無料ですが、事前に課題図書を読んでいただいた上でご参加ください。
文苑堂ホームページにて、2023年開催「経営書の読書会 」のご案内がございますので そちらも是非ご覧下さい。 (e-honより) 要旨 「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が上がるようになった―。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。 目次 第1章 注目すべきは「若者のゆるさ」ではなく「ゆるい職場」 第2章 若者はなぜ会社を辞めるのか 第3章 「ゆるい職場」時代の若者たち 第4章 「ありのままで」、でも「なにものか」になりたい。―入社後の若者に起こること 第5章 若者と職場の新たな関係 第6章 若手育成最大の難問への対処 第7章 助走としての学校生活 第8章 ゆるい職場と新しい日本 出版社・メーカーコメント 「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。 著者紹介 古屋 星斗 (フルヤ ショウト) 1986年岐阜県生まれ。リクルートワークス研究所主任研究員、一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事。2011年一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、投資ファンド創設、福島の復興・避難者の生活支援、「未来投資戦略」策定に携わる。2017年4月より現職。労働市場について分析するとともに、学生・若手社会人の就業や価値観の変化を検証し、次世代社会のキャリア形成を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)